ブログネタ
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今日は防災の日

予測のつかないことが起きたりしますよね、

できる範囲ですが日頃から
考えておくように努めていたりして過ごしています


今日のテーマ。晩ごはんとはまったく関係のない  ゾッとする話…blogネタを書いてみることにしました
うーん、ゾッとする、というか

驚愕の体験をお伝えしたいと思います



20年程前に経験したことについてです



それは起床時に前触れもなく訪れました。 

当時は深夜まで働いていたこともあり、
疲労が溜まっていた時期でもありました。

あの頃は
ストレスが溜まると大体金縛りに遭遇する事も少なくはなかったのですけれど
大抵は仰向けの時でしたね


その日はうつぶせで眠っていました。


お昼ごろ
目覚めた私に突然の違和感が襲ってきたのです



ん?目を開けたはずなのに、左目だけしか開きません。(身体はうつぶせ状態のままです)

あれ〜おかしいな、金縛り?この状態で?いつもと違う?などと余裕感…

こんな時はとりあえず指先を動かします

そうすることで解放されていましたから。

いつも通りに…。

?ん?左の指しか、動かない。

解けることが出来ないなぁ

普段と違う、おかしいと思いつつ
冷静に考えて。

とりあえず枕元の時計に視線を向けることにしてみました💡


カチ、カチ、時計の針は現在の時刻、ちゃんと刻んでいます
秒針も、チェック!

片目だけで、一応見える範囲。
部屋の確認をしてみます。

うんうん。いつもと同じ状況です。(まだ冷静)

それなのになんで?動かないのかな~

(まだ焦っていない)

開けることが出来ないままの右目の先は真っ暗です。まぁ、見えてないんですし

すると


ザー。何かの音聞こえてきました
ザー、ザザ〜、とリズミカル。一体なんの音かな…

ちょっと本気で目覚めたい衝動に駆られてきてたのでどうしようかと考えて…



そうだ、!隣の部屋にきっと母がいるはずだ!
そう思いついた私。ついに、


「ママ〜💦!!!」

絶叫し、助けを乞うことにしてみました
(これで安心)

ところが
〜ぼこぼこぼこ🫧🫧‼️‼️〜
何何何❔
叫んだ口の中に…
潮水と砂利の様な感触が入ってきたのです。



この辺りで確信しました。


[私。いま、海岸に倒れている]


しかも左半身のみ…だけ。!






そしてそれまではだいぶ冷静だった私も

割とこの辺からはパニックに陥ることになっていきます


全く 状況が、掴めない  からです。


ここでまた、もう一度、時計の針を確認してみることにしました。

カチ、カチ、、進んでる。オッケーだな、(なにがオッケーなのかもだいぶわからないですが)

ここまでで
およそ5分は経過している…
てことは、わたしの右半身は現実のいま、そして、もう左半身は波打ち際なんだな。


本当に金縛りなの?というちょっと特殊な状態ながらも
気を取り直し、ここで再チャレンジです。

こりゃあ、もう、自力で起き上がるしかないでしょ~!!!心に気合いを込めて

頑張れ!!!アタシ!!!!
と、渾身の腕立て伏せ!!!
起き上がってみました‼️

やった 成功した、、✌︎

やっとこさで起き上がれた…







しかし。






やっと任務が完了したかと思いきや(何の?)




目の前が まるで  アイスティ

琥珀色の中に包まれている、とでもいった感じですかねぇ。

景色はもちろん自室です。


こ、これは。…、病気だ。きっと、アタシ。目の病気か、頭のどこかが、病気になったんだ….


愕然とし、うなだれ視線を落とした瞬間


なぁに?これ。


頭です。コレ。?誰の?


目下に私の後頭部が、あります。

なかなか自分で自分の後頭部って見る機会は少ないですよね〜!
ワタシ、みちゃいました。

そして、下半身にも違和感が。

気合い入れすぎて、、半歩ほどですかね、膝も半分ほど
出ちゃったみたいね


出てしまったんですね、ワタシ、この身体から。泣。


やばい。さすがにやばい。(パニック)という一方で
コレって丹波さんとかが言ってる幽体離脱ってやつなんじゃない?
と若干喜びもかんじている自分のポジティブさ。

こんな機会はそうそう無いじゃん!!と
一瞬このまま歩いてみようかな、などと考えたのも、事実です。


しかし。もしもこのまま戻れなくなったら…


ここでまともな考えを取り戻した私

(丹波さんなら戻れるだろうけれど、ワタシは初なんだから)

スッと自分の頭を目掛けてその中に
戻ってみたのです


この時の感覚はなんというか
パズルをはめ入れた時の様な感触 でした



そうしてつい先程と同じ状況に、
無事戻ることが出来ました。
まぁ、また、左手しか動きませんけれども、ひとまず安心😮‍💨ですよね。

仕方がないのと、いまの衝動からあまり思考が働かなくなったこともあって、
寝ることにしました。


もしかすると、数分気絶していたのかな、とも考えられます。
暫く経って



「ただいまー!あんたまだ寝てるのー?」
母の声に起こされました。


なんだ、隣の部屋に居なかったんだ。

そうつぶやきながら
今度はちゃんと起き上がることが出来ました。


かなりのショックも残っていて
母の顔を見ても、いましがた起きた体験を
話すことは出来ませんでした。



その後。
1週間くらいの間は 身体全身が食器洗い用の手袋をはめている様な、密着していない感じの違和感包まれて。
ちょっと早い動作をすると、抜けてしまいそうでした。
それでも、半年程経つと
ずいぶん密着して、型にハマった感じに整っていきました。


突然の体験でしたけれど
いまでも
この時のことがずっと頭の片隅に残っています。



ワタシは私の中に居るんだな。という

確信の中に

身をおいています